私達はこのプログラムを「人間関係」「知恵」「自然」三つの要素から考え検討し合いました。
「人間関係」では、親元からある期間離れること、全国各地から集まる同年代の仲間との生活、ボランティアスタッフとして子供たちの面 倒を見てくれる大学生のお兄さんお姉さんたちとの生活等、他者と共に生きて行く上での学びを重視します。
「知恵」では野外生活を基本に、火のおこし方や石焼き調理など、ボタン一つおせばの生活から離れ、いろいろな道具の使い方や工夫する力を養い、また非常時に対応できるような能力、知恵を育てて行きたく思います。
そして「自然」ではあぶらむの田や山林などで、ものを育てることを学ぶと共に、自然のメカニズムについて学びを深めたいと思います。
日本の教育が学校教育偏重の中にあって、「生きた場」から学ぶというフィールドエデュケーション(Field Education)=「場の教育」を子供たちと一緒に展開して行きたく思っています。